介護職の月収計算方法|給与明細を見ながら、基本給と手当を整理しよう
給与明細は毎月届くけれど、確認するのは最後の振込額だけ。そんな月もあるかもしれません。夜勤を減らしたいときや、別の職場の求人が気になったときは、その少し上にある「支給」の欄を見てみましょう。
毎月の給与を整理するときは、基本給、固定の手当、回数や時間で変わる手当を分けて足します。口座に振り込まれる金額とは分けて考えるのが、最初の一歩です。
まず「何を含めた月収か」をそろえる
実際の給与明細の支給合計を確認する場合は、残業代や通勤費なども含め、明細に載っている支給項目を確認します。一方、このサイトのシミュレーターでは、働く条件を整理するために、基本給・固定手当・夜勤手当だけを使います。
そのため、ツールの結果と給与明細の総支給額が違っていても、すぐに計算ミスとは限りません。残業代・通勤費・一時的な支給など、対象に入れていない項目がないか確かめてください。
月収28万円になる、ひとつの記入例
次は架空の例です。介護職の平均給与や、手当の相場を示すものではありません。
| 項目 | 月の金額 |
|---|---|
| 基本給 | 200,000円 |
| 処遇改善手当 | 25,000円 |
| 資格手当 | 10,000円 |
| その他固定手当 | 5,000円 |
| 夜勤手当(8,000円×5回) | 40,000円 |
| 合計(残業代・通勤費を除く) | 280,000円 |
基本給と固定手当で240,000円。そこへ夜勤手当40,000円を足すと、月収は280,000円です。税金や社会保険料などを引く前の金額なので、280,000円がそのまま口座に入る、という意味ではありません。
入力で迷いやすい、3つのところ
1.基本給に含まれている手当を、もう一度足していないか
たとえば「処遇改善分を含む基本給」と説明されている場合、含まれている分を別欄へ再入力すると、同じ金額を二度足してしまいます。明細や給与規程で分からなければ、「この手当は基本給とは別に支給されていますか」と勤務先に確認しましょう。
2.求人の「月給」に、夜勤手当が含まれていないか
「月給28万円、夜勤5回分を含む」という条件なら、28万円に夜勤5回分をさらに加えると二重計上になります。ツールへ入れるときは、内訳に分けてください。内訳が分からない場合は、基本給へ全額を入れる前に確認するほうが確実です。
3.毎月変わる金額を、固定の手当に混ぜていないか
夜勤回数、残業時間、支給条件のある手当は、月によって変わることがあります。「普段の月」を考えるのか「今月の実績」を確かめるのか、目的を決めて整理すると比較しやすくなります。
求人と比べるときに、書き出しておきたいこと
- 基本給はいくらか。
- 自分に適用される固定手当は何か。
- 表示月給に夜勤何回分が含まれているか。
- 固定残業代が含まれているか、その金額と条件は何か。
ハローワークの入力案内でも、基本給、定額的に支払われる手当、固定残業代は分けて扱われています。求人を見るときも、合計と内訳をセットで確認すると整理しやすくなります。参照:ハローワーク「求人情報の入力方法について」
なお、このツールは固定残業代を含む残業代の比較には対応していません。該当する求人では、残業代を別に書き出し、ツールの結果だけで待遇の優劣を決めないでください。